議会だより第170号 平成15年11月24日発行

社会環境の変化を考えて中学校の完全給食実施を

市 政 会   小菅 基司
一 中学校の給食等について
問 所得の減少や雇用不安等の中、世帯収入の多くを女性の収入に頼る家庭が増加している。こうした社会環境の変化に対応するため、①中学校の完全給食を実施すべきと考えるがどうか。②現在弁当を持参できない生徒の健康に配慮し、横浜市等が実施している弁当の注文販売を実施してはどうか。
答 ①中学校は昼食時間が短いうえ、給食を実施した場合は柔軟な教育課程の編成が難しいこと、中学生は食事の量や好み等の個人差が大きいこと、施設建設費や運営に係る経常経費が巨額となること等の理由から、完全給食の実施は困難である。②食に関する検討会を設置し、注文販売方式について検討するとともに、十六年度にモデル校を設置して研究したい。
要望 完全給食の実施に向けた問題点の順位付けを行ってほしい。
二 天然ガス自動車等について
問 天然ガス自動車の導入は有用な事業だが、厳しい財政状況の中、運営には高いコスト意識が必要となる。そこで、①天然ガス充てん設備に補助金を支出する理由は何か。②天然ガスの購入予定価格は、他市より高額と考えるがどうか。
答 ①積極的に天然ガス自動車の普及を図るため補助メニューに加えた。②予算上は一立方メートル八十円と設定したが、他市の購入価格等を参考に、できるだけ安価な単価契約となるよう努力したい。

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