議会だより第216号 平成27年5月10日発行

若い世代が定住したくなるような子育て環境の整備を図れ

新政クラブ   小菅 基司
一 平成27年度予算の基本姿勢について
問 生産年齢人口の減少や社会保障関係経費の増加などにより、多くの自治体で財政の自由度が狭まっているが、本市の今後の財政運営はどのようか。
答 厳しい財政見込みの中、今後も健全な財政運営を維持するため、地方版総合戦略の策定と併せて、地域の特色を生かした魅力あるまちづくりと、地域経済の活性化に取り組んでいきたい。
二 出産・子育ての施策について
問 本市は、秦野赤十字病院を市民病院として位置付け、環境整備に対して助成を行っているが、平成27年度から、秦野赤十字病院は分娩業務を休止する。再開に向けた本市の取り組みはどうか。
答 医師確保に対する支援や方法について、できる限りのことを行っており、秦野赤十字病院とともに分娩業務の再開に向けて努力している。
問 子育て応援出産支援金の目的および対象はどのようか。
答 出産直後の経済的な負担を軽減し、安心して子どもを産み育てることのできる環境整備を目的とし、平成27年4月1日以後に出生した新生児を対象とする。
問 子育てに優しいまちを訴え、他市から秦野市に若者世帯を呼び込むためには、小児医療費助成の拡大や中学校完全給食を導入することが必要と考えるがどうか。
答 小児医療費助成の拡大は、近隣各市の状況や、国、県の動向を踏まえ、子育て支援施策全体の中で検討したい。また、中学校完全給食は、教育委員会と連携し、長期的な課題として捉えていきたい。今後も、若い世代が安心して子どもを産み育てることのできる環境づくりを進めていきたい。
三 地域経済活性化施策について
問 新東名高速道路に設置予定の秦野サービスエリア(仮称)へのスマートインターチェンジ設置に向けた状況はどのようか。
答 国への連結許可申請に必要な実施計画書の案について、おおむね所定の事項の協議が整っている状況である。
問 秦野の魅力を高めるため、高速バスの充実は重要な要素であるが、夜行高速バスの新たな路線開設の状況はどのようか。
答 名古屋、大阪および鳥取方面の夜行高速バスの東名秦野バスストップへの停車について、4月3日の開設に向け準備を進めている。
四 スポーツの振興について
問 5年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えた事前キャンプ誘致の取り組み状況はどのようか。
答 かながわパラスポーツ推進宣言を基に、パラリンピック競技団体の誘致を念頭に、事前キャンプの受け入れについて、県が中心となって検討している。
問 パークゴルフ場の整備は、これまで多くの議員が質問をしてきたが、検討状況はどのようか。
答 新東名高速道路高架下の未利用地への整備について、中日本高速道路株式会社に要望するなど、整備に向けて検討を行っている。

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